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日本屈指の超絶技巧!ほぐし織り
舟久保織物
大正13年頃創業し、ほぐし織の傘生地をメインに織り上げている舟久保織物。現在3代目を担っているのは舟久保勝さんです。ほぐし織は、18世紀後半にフランスのリヨンにおいて織製法が開発されました。最も高価で手間のかかる特別な織物「絣織」(フランス名シネ・ア・ラ・ブランシュ)が原型で、マリー・アントワネット王妃もドレス生地として愛用していた高級織物です。日本では「銘仙」と言えば聞き覚えがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。「銘仙」も同じ織物ルーツです。
ほぐし織とは、タテ糸の模様が少しずつズレていて、ぼかしたようなムラが優しい風合いが魅力の織物で、一度ヨコ糸を仮織りした織物に絵付けをしてからヨコ糸を外し、タテ糸をほぐして織り上げることから「ほぐし織」と言われています。
低速のシャットル織機を使ってヨコ糸がタテ糸の端まで行き来しながらゆっくりと織り上げていくので、織物に耳ができるのが特徴です。この技法のおかげで両端まで生地として使うことができます。2009年からスタートした東京造形大学との産学コラボ「フジヤマテキスタイルプロジェクト」への参加をきっかけに、2011年には自社ブランドharefuneをスタート。多工程で手間のかかるほぐし織の技術を守りつつ、ほぐし織にジャカードの技術を加えたほぐしジャカードなど、より高度で新しい生地の開発に精進しています。他産地とも連携し、従来のポリエステルだけでなく、綿、麻などの新しい素材も使ったほぐし織の生地づくりにもトライしています。今後は、傘だけでなくインテリア等の他分野にほぐし織の技術を広げていくことが目標だそう。家族経営の小さな工場なので、じっくり長くおつきあいできるデザイナーさんと、時間をかけて新しい可能性を広げるようなものづくりをしていきたいそうです。
織機の種類
織機(社内) | 台数 | 最大リピート幅(釜口) | 生地幅 | タテ密度 |
---|---|---|---|---|
ジャカード・レピア | 3台 | 12.5cm | 100cm〜150cm | 258本/inch(96羽4本)・242本/inch(90羽4本) |
ジャカード・シャトル | 1台 | 10cm | 60cm | 201本/inch(75羽4本) |
ドビー・シャトル | 4台 | ー | 53cm〜65cm | 151~322本/inch |
素材
シルク・コットン・リネン・ポリエステル・
アイテム
服地・インテリア地・傘地・ストール地・ネクタイ地・バッグ・シューズ・
価格
ジャカード柄初期費用
型代 ¥5,000円〜 ほぐし型代 1型(1色)¥18,000円〜
ありダテで作る場合
¥1,000円〜/m 黒【素材:ポリエステル、シルク】
タテ糸から作る場合
¥50,000〜/m ほぐしの場合 100,000〜/m
経済ロット
ほぐし 180m〜 傘生地250m〜
最小ロット
ありダテの場合10m〜 ※チャージアップ有
納期目安
ほぐし傘地 型・色決定後:75日〜
決算方法
現金決済・銀行振込
その他
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可
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可